中濱農園は岡山県の南西部に位置する浅口市寄島町でレモンの栽培を中心に農業をしています。
瀬戸内海を望む小高い丘を中心に約300本のレモンを植えています。
高齢化が進み耕作放棄地が増加している寄島町ですが、レモンを栽培することで少しでも町が元気になればと思っています。
「三ツ山」とは寄島町のシンボルで呼ばれる沖に浮かぶ三つの小島です。
寄島町は南向きで日当たりの良い地形が多く、約50年前にかんがい用水が整備され、みかんが多く栽培されていました。しかし、単価の下落や高齢化などの理由から耕作放棄地が増加しています。それによりイノシシなどの有害鳥獣も増えています。
そこで、かんがい用水と耕作放棄地を利用し、国産需要が高まっている「レモン」を栽培して、柑橘の町寄島を取り戻し、鳥獣被害もなくしていこうとしています。
今レモン畑がある場所も数年前まで雑草が生い茂る耕作放棄地でした。そこを開拓し植えたレモンの苗がやっと大きくなり、実をつけるようになりました。新たに寄島にレモンを植えようとする人も現れ、少しずつレモンの輪が広がっています。
「よりしま三ツ山レモン」は晴れの国おかやまの太陽と瀬戸内海の潮風をたっぷり浴びて育ったレモンです。
防腐剤やワックスは使っていないので、安心して皮ごと使うことが出来ます。寄島の自然の恵みを味わっていただけたらと思います。